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トラブル~解決への糸口 [トラブル]

6月23日。

前日は水曜日、いわゆる住宅業界の休日であり悶々と一日を過ごしていた。

 どうすればいいか?

 第三者に入ってもらって解決を図るか?

 いや、あまり事を荒立てなくない...

  

 あ、そうだ。

 まずは、会社の中の第三者「カスタマーセンター」とか「お客様相談室」

 といった窓口に連絡してみよう。

 

さっそく、ホームページを調べてみる。

...(クリック)

...(クリック)

......

 

それらしき連絡先が載っていない。

 ん~、そんなはずはない!

それでは、とyahoo検索でいくつかの単語を入力して

  検索!

 あ、あった、あった。それらしきものが。

フリーダイヤル0120-○△■-●※×

さっそくメモをし、電話をかけた。

「はい。三井ホームです。」

 あ、あのですね。そちらで契約しているhidenosukeと申しますが、

 解約の件で伺いたいことがありましてお電話したのですが。

「はい。担当の営業は何という者でしょうか?」

 ○○支店のMさんです。

「は?あの、こちらは北海道なんですが

 あ...そうですか。すみません

 それでは、申し訳ないのですがこちらのエリアの窓口の番号を

 教えていただけませんか?

「はい。よろしいですか?03-××××-××××です。」

 ありがとうございます<m(__)m>

 おぉ~、あぶない。あぶない。

 まったく関係のないところにクレームをつけるところだった...

 でも、これでしっかり窓口がわかったぞ。

 

気を入れなおして、教えていただいた番号に電話をしました。

三井(以下MH):「はい。三井ホームです。」

私:「hidenosukeと申します。お世話になります。解約のことでお電話したのですが。」

MH:「はい。どういったことでしょうか?」

私:「今ですね、三井さんと5月31日付で請負契約を交わしているのですが、こちらの都合で解約したいんです。それで、先日担当の方と話をしたところ諸費用、設計費込みで50万って言われたのですが、契約後、打ち合わせなんて1度しかしてないのに、50万はないんじゃないですか!

それに、契約前までの提案ってサービスですよね。それなのに契約したとたん設計料がかかるんですか!?」

MH:「担当の営業は何という者ですか?」

私:「○○支店のMさんです。」

MH:「わかりました。50万という金額はともかく、設計料は発生してしまいますね。」

 その後も、期日付きでの契約であったこと、したがって諸手を挙げて三井と契約を結んだわけではないこと、実態としては形式上の契約であったこと等々、主張すべきところは全部話をした。

最終的に主張したことを要約すると、

 形としては契約をしてしまっているので、違約金を支払う意思はある。

 しかし、50万は常軌を逸している。

MH:「わかりました。今伺ったことをこちらから直接、Mの上司に伝えます。そして、必ずhidenosuke様の方へ連絡させるようにしますので、ちょっとお待ちになっていて頂けますか?」

私:「はい。わかりました。」


この日、私は夕方から会合がありホテルの会議室の一室にいた。

ここに来る前に、一旦自宅に戻って留守電にM氏の上司を名乗るT氏の伝言が残っていたことは確認していた。

ただ、その内容がノイズが多いのか声が小さいのか、よく聞き取れない。

なんとなく、「また、連絡します。」と言っていた気がする。

会議室に入って10分くらい経っただろうか。

携帯が鳴った。M氏からである。

 もう、会議なんてそっちのけだ。

すぐ会議室を出て電話に出た。

M氏:「三井ホームのMです。」

私:「どうも。」

M氏:「昼間、上司から”おい、M、こんなのが来ているぞ”とFAXを見せられまして、内容のほうは確認しました。」

私:「ええ。直接窓口の方に電話させてもらいました。」

M氏:「伺った内容は一部食い違っているところもあるみたいですが...先日お会いしたときに話はついたと思っておりましたが、違っていらっしゃるようで。」

 あたりめーだよ

私:「はい。到底納得できる金額ではありませんから。」

M氏:「はい。今、hidenosukeさんの意向に沿う形で正式に社内で稟議書を作成しております。もし、そちらの金額でご納得できないときは、公の場で解決するしかありませんが。」

私:「わかりました。」

1週間程度して正式に解約の書類が郵送されるという。

そして、その内容に納得できれば署名して送り返す段取りらしい。

 

 よし!これで50万の線はなくなった!

 やはり個人的な判断でふっかけていたようだ。

 ふふ。上司からたっぷりお灸を据えてもらえ)^o^(

 

なんて思っていると、再び携帯が鳴った。

大成のK所長からだ。すごいタイミング!

私:「はい。」

K氏:「いや、どうなっているかと思いまして。気になってお電話したのですが。」

私:「今、ちょうどむこうとその話をしてたんですよ。」

K氏:「それで、どうでしたか?」

私:「はっきりとした金額はわかりませんが、とりあえず50万ということはないようです。」

K氏:「そうですか。そうですよね。それはよかった。また金額が分かりましたら教えて下さい。」

私:「はい。分かり次第連絡します。」

 

 はぁぁぁ...何だか久しぶりにすっきりした気持ちになった。

 

書類がきて、内容を確認するまでは手放しで喜べないが、でも、やれることをやった甲斐があった。

 

この日は、会議の後の懇親会で久しぶりにおいしいお酒が飲めました

 

 


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