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トラブル~ふっかけ [トラブル]

6月21日。

この日は、三井の支店にて契約解除の申し入れ後、はじめて営業のM氏と対面です。

予想通り、断った理由を再度聞かれました。

先日の電話でのやりとりでも話をした通り、これが決定打というものはないことを説明し、細かい部分のちょっとした差を積み上げていった結果、大成を選んだことを話しました。

心の中では、

 この間のあんたの態度がダメ押しだけどね

と叫びつつ、冷静に話を進めました。

 

そして、M氏も

「わかりました。私もこのままズルズル引っ張るつもりはないので。」

という返事。

水掛け論的展開にならずに終わりそうだと、やや胸を撫で下ろしている次の瞬間、私は耳を疑ってしまいました。

M氏:「それでは、経費や設計料もろもろ含めまして50万です。」

私:「ご、50万!ですか!」

  ふざけんな

  もろもろ50万って何だよ!

   明細を出せよ!

    根拠を出せよ!

いっそこの場でやり合おうとも思いましたが、頭の中は1%の「50万で済んだ」という気持ちと99%の「喧嘩売ってんのかこの野郎!」という気持ちが渦巻き、

 こいつと話し合ってもダメだ!

 直接上の方に言わないと!

という考えに、脳の思考回路が算段を立てておりました。

この場は、「そうですか。」としおらしく収めましたが、この金額を払うつもりは毛頭ありません。

それに最終的な金額の決定は三井サイドの解約の文書に署名をしない限りあり得ません。

ちょっと考えて、どう三井に対してアプローチしていくかを考えることにしました。

この場を後にして、とりあえず大成のK氏に報告をしました。

私:「金額が出ました。50万だそうです。」

K氏:「ご、50万ですか!それはまた随分ですねぇ...」

私:「はい。ただ、まだ特に正式に書面で提示されたわけではないんですけど。」

K氏:「それはちょっと高すぎますよ。50万ってお金を貯めるのに我々だったら大変ですよ!」

私:「そうですよねぇ。私もたぶん社内の基準に沿ってはじき出された金額ではなく、M氏のスタンドプレーで言ってると思います。」

 根拠はあった。

 大成の契約書には、施主の都合で解約する場合50万円で精算する旨が書かれていることを先日の電話のやりとりの中でM氏に言ってしまった経緯がある。

 この50万という数字は、ここからくる”あてつけ”なのだろう。

ちなみに大成曰く「50万とは書いてあるが実際にその金額をいただいたことはない」という。これはウソか本当かわからないが。

今はこっちの味方ですからね(^^)。

K氏:「そうですよ。おそらくそういうことだと思います。もう一度交渉された方がいいですよ。代われるものなら私が出ていって話をしたいのですが。」

 私:「はい。もう一度頑張ってみます。」

 


 家に帰り、妻に結果を報告。

私:「50万だって。」

妻:「取られたねぇ~。」

私:「まだ、書面を交わしたわけじゃないから。」

妻:「どうするの?」

私:「もう一度話してみるよ。」

 

妻の気持ちは、もう”手切金”的なものとしてある程度のお金を払って、話を先に(大成との打ち合わせに専念したい)進めたいという気持ちがあるので、それなりに腹はくくっているようだ。

私も基本的には同じ気持ちではあるのだが、如何せん50万はねぇ...

 

 そりゃ、ないでしょ!

 


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