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トラブル~終結 [トラブル]

6月23日のM氏から連絡を受けて、おおよそ1週間。

やっと解約の書類が手元に届いた。

さっそく封を切って書類を見た。

書類は複写式になっており、精算金額の内訳がボールペンで書かれていた。

  • 設計料 約12万
  • 諸経費 約1.5万
  • 印紙代 1.5万
  • 合計 約14万

まぁ、仕方ないでしょう。

100歩譲って(^_^;)、この金額で精算することを甘んじて受入れることにした。

最初の提示額50万からすれば大幅な改善だし、一応明細も書かれている。

こちらも署名した手前、責任もある。

  ...と言い聞かせて。

したがって、この解約書類に署名して返送し、三井側で処理されれば精算金を差し引いた額90万弱が口座に戻されることになる。

  ふぅ...やっと解決できる。

HP等で紛争や裁判沙汰になっている状況を書かれている方を考えれば、「ちょっと火傷をした程度」で済んでよかったと思う。

 

翌日、このことを大成のK氏に連絡した。

K氏:「よかったですね!その位で収まって。」

私:「はい。いろいろ余計な気を遣わせてしまってすみませんでした。」

K氏:「ところで、打ち合わせの中で新たに追加工事となるところはありますか?」

私:「はい。多少はありますね。」

K氏:「わかりました。それではその追加の見積が出たらT(営業)に、こちらに回すように指示して、そこから15万値引させていただきます。」

私:「あ、ありがとうございます(;_;)!」

K氏:「いえいえ。そのかわりこれ以上は勘弁して下さい(笑)。」

私:「それは、もちろん

 

ということで、実質自腹を切ることはなくなった。

 本当にありがとうございます!!

 

これで、やっと、やっと家作りに本腰を入れることができます。

 

ちなみに、K氏はこのことは一切部下である営業T氏、設計N氏には伝えていないのです。

部下に余計な気を遣わせたくないというK氏の判断なのでしょうが、

  男ですよねぇ~

だから、値引の件も自分の決裁で行うという形をとったのでしょう。


後日談として、追加見積を提出していただいた時にT氏が、

「通常、契約後の追加見積に対して値引はしないのですが、Kからの指示で値引させていただきます」

ということを仰られました。

特別な配慮をしていただいたことを実感し、改めて感謝の気持ちで一杯になりました。


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コメント 6

さえ

K氏やってくれますね~
そういう気遣いが家作りに対するテンションを上げてくれますよね。
それに比べて三井って・・・クレームが多いのも納得かも。
by さえ (2005-09-14 17:26) 

hidenosuke

「男が男に惚れる」ってこんな感覚に近いかもしれません。
K氏の心遣いを無にしないように、納得のいく家作りを進めていきたいと思います。
三井さん、確かにクレームは多いですよねぇ...
というより、傷口を広げる傾向があるというか...

もちろん「建てて良かった」というオーナーの方もたくさんいらっしゃいますし、その提案力もすばらしいものがあります。

ただ、トラブル、クレームはどこの住宅メーカーにもあると思いますけど、その”対処の仕方”がまずいんでしょうね。おそらく。
by hidenosuke (2005-09-14 18:03) 

浜松自宅カフェ

はじめまして。ついつい読んでしまいました。
K氏に感動しました!(涙)良い話や~
by 浜松自宅カフェ (2006-06-28 12:08) 

hidenosuke

#浜松自宅カフェさん
はじめまして!
以前からブログを楽しく読ませていただいてます(^^)
奇をてらわず、かといって地味に落ち着かずかっこいい建物ですね。
一度訪れてみたいものです。

そうそう。もう1年経つんですねぇ~。この出来事から。
私の住宅建築においてすべてがクリアーになった瞬間ですね。
こういう男気のある上司の下で働いている彼等は幸せだと思います(^^)
by hidenosuke (2006-06-28 16:53) 

浜松自宅カフェ

ははひ?そうでしたか?読んで下さっていたのですね?(恥ずかしい)
勝手に書いているだけで、読者を増やす努力をしないたちなので、失礼
致しました。しかも、そんなお褒め言葉までいただき・・・

hidenosukeさんの過去ログは、まだここまでしか読んでいないので、この後の
展開を少しづつ読ませていただきたくございます。
パートナーを決める際の、hidenosukeさんご夫婦の心の動きがすごくリアルに
伝わってくる文章でした。
うちは幸いにも、そういう苦労は一切なく、ほぼ思った通りに事が進んだため、
住宅建築における一般的な施主の心情を改めてしる良い機会となりました。

拝見していて、hidenosukeさんご夫婦の施主としてのスタンスには、破綻が
なく、至極まっとうな消費者であると思っていました。
それだけに、今回の記事のK所長の男気には同じ男としてとても打たれ、
コメントせずにはいられなくなった次第です。

昨年の丁度この時期は、浜自カフェの計画を詰めると同時に、私がプロデュー
スした友人宅の工事が進行中でした。早いものですね!
では、続きを楽しみに読ませていただきます。
by 浜松自宅カフェ (2006-06-28 17:51) 

hidenosuke

「まっとうな消費者」ですか。ありがとうございます。
今後も浜松自宅カフェさんのブログ、楽しみにしております。
近々お邪魔させていただきます(^^)
by hidenosuke (2006-06-29 07:27) 

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